CMSの誤解
- CMSとは「Webを更新する」ツールと思われがちだが違う。CMSとは「Webコンテンツを管理/運用する」ツールである。
つまり、コンテンツが増えれば、それだけコストもかかることの理解をクライアントにしてもらう必要がある。 - CMSを導入することでWebに雑誌(見栄えが良くて飽きさせない)と同じようなものを期待されがちだが違う。雑誌というより書籍(フォームが決まっていて情報を提供する)である。
CMSを導入する際に考えること
- ツール選びより「設計」が大事。「設計」とは「クライアントが見せたいもの、Webでやりたいこと」のこと。設計を把握した上でシステムを構築する側の言葉に書き換える。
- CMSを導入するのは「コストダウン」なのか、「期間短縮」なのか、「作業の簡素化」なのか、目的を明確にする。
- ツールの価格とともに環境整備にかかる予算を把握する必要がある。
CMSのタイプ
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ブログ型 | 手軽 | 学習必要 |
セキュリティを含めた大規模有償型 | 導入から運用まで見てくれる | コスト問題 |
オープンソース型 | 低コスト(無料)で有償なみサービス | Pealなど専門知識必要 |