- 講演者
- 鷹野雅弘(株式会社スイッチ)
- ゲスト
- 五寳匡郎(マイクロソフト)
- 開催日
- 2007年3月15日
- 場所
- アップル銀座店
IE6とIE7の制作に携わった方の話も聞けて、とても有意義なセミナーでした。
一番ためになったのは、VISTAのIE7とXPのIE7はどう違うのか?2パターンでブラウザチェックする必要があるのか、という話。
違いはセキュリティ周り(Admin権限がxpではあるがvistaではないため、vistaではActive X周りはいじれない。xp上で起こりえるハードディスクが消えるという心配がvistaにはない)だそうで、制作サイドとして両方チェックする必要がなくどちらかのチェックで問題なければOKとのこと。
いやぁ、これは助かります。以下にIE7の特徴を列挙します。
- IE7をチェックするOSは一つでOK。
- レディ状態になってからXPユーザーに自動バージョンアップが始まる(日本はアメリカの動きを見てからということらしい)。
- xml宣言に対応
- ピクセル指定するとフォントズームできない
- デフォルトは「メイリオ」ではなく「MSPゴシック」
- メイリオはイタリック表記できない
- <!–[ifIE7]>は使用しないようにしよう
また、今後(IE8の開発はすでに始まっている)ユーザーのフィードバックを実装に反映させていくそうで、フィードバックを簡単に行えるサイトを準備中とのこと
それにしてもアップルストアにマイクロソフトの人が来て話をしている、という絵が新鮮でした。鹿野さんがウィンドウズでのfirefoxとマックでのfirefoxを瞬時に確認できる説明で、アップルのホームページを参照したのがちょっとどきどき。アップルのホームページって、ウィンドウズ批判のCMが流れてるから・・・。やだやだ、アップルは好きだけど、あの攻撃的なCMは好きじゃない。
4、5月頃いよいよレパードが発売されSafari3.0がリリースされる。特にレンダリング周りは変わらないとのこと。とはいえIE7とSafari3.0、しっかり対策取らなければと強く認識したセミナーでした。