ちょっと若ぶってみたけど、「勝たん」ってもう死後かな?!
さて。写真を撮るときに意識するのは、「絞り(ボケみ)」「シャッタースピード(被写体を止めるか流すか)」「ISO(明るさ)」「ホワイトバランス(色味。自分の場合はKを設定)」の5つ。
はじめに
以下は完全なる個人的な見解、さらに誇張した表現を使いますので、敵に回してしまう方がいるかと思いますが、大きな心でなにとぞご容赦くださいませ。
それでは早速、撮影する際のモードの自論。
ほとんどのカメラには、撮影する際の基本モードとして、AUTO、P(プログラム)、S(シャッター優先)、A(絞り優先)、M(マニュアル)が用意されている。
ここで、絞りとシャッタースピードの扱い方が変わる。
撮影する際の基本モード
AUTO!?それならスマホでいいよ
AUTOモードはシャッターを切るだけで、それなりのいい写真が撮れる。でもそれならスマホでいい。最近のスマホのカメラ・クオリティはハンパねぇ。
各メーカーの絵作り、ピクチャープロファイルがいいって?そんなん、スマホにもたくさんの「いい感じ」に絵作りするアプリがたくさんある。
なんならカメラ買う代わりに、iPhone13以降をカメラ専用機として買うかな。13以降は動画も格段に優秀だし。
P(プログラム)!?…よくわからん
絞りとシャッタースピードの設定はカメラ任せ。
この時点で使う気がしない。
S(シャッター優先)、A(絞り優先)
はじめてカメラを買ったときは、A(絞り優先)ばかり使っていた。背景をボカすだけで一気にハイセンスになってテンション上がっていた。その次にトライしたのが、S(シャッター優先)。うまく使いこなせなかったが、スピードある被写体を止めたり、流したりすることができる。
M(マニュアル)
A(絞り優先)で遊べて、S(シャッター優先)でつまづいた、カメラを使い始めて早い段階で、マニュアルをメインで使うようになる。
絞りとシャッタースピードを意識しながら撮影するようになり、写真を撮ることが一気に楽しくなる。
というわけで、ぼくは完全マニュアルモード派です。
続いて、ISO(明るさ)。ISOの設定をAUTOにしている人は多いと思う。AUTOにしておけば、確かに間違いない写真を撮ることができるけど、ぼくはあえて固定値を設定する。間違えたっていい。それが「味」になる。
ちなみに、マニュアルモードでは、AEL(AUTO EXPOSURE LOCK = 自動露出して固定する)と露出ダイヤルは無効になる。
ISO感度
読み方は、「あいえすおー」や「いそ」。
部屋の中、晴天、早朝、夕方、夜、それぞれで適正な明るさを調整しようとすると、値を大きく変える必要があることに気が付く。もちろん、絞りとシャッタースピードの値によっても変わってくる。
絞り、シャッタースピード、ISOの設定を調整しながら、その時々の「これかな」を見つけるのが楽しい。
ホワイトバランス
実際より、黄色がかっていたり、青がかっていることがある。そういうときはホワイトバランスを調整することで、実際の色味に合わせることができる。ぼくの場合はK(ケルビン)を使っている。この数値を小さくすれば青が強くなり冷たい印象に、逆に大きくすれば黄が強くなり暖かい印象となる。
マニュアルフォーカスという選択
各メーカー、オートフォーカスの技術向上に凌ぎを削り、新しいカメラが発売されるごとに、いかにオートフォーカスの性能が向上したかが話題となる。
そこからあえてのマニュアルフォーカス。普通のカメラのデフォルト設定は、シャッターを半押しするとピントが合うが、半押ししてもピントを合わせないようにした。ピントの合わせたいところで拡大表示しして、レンズ側でクルクル回しながらピント調整、拡大表示を解除して、構図を確認してシャッターを切る。
あえて、わざとガチピンではなく、ちょっとだけフォーカスをずらしてシャッターを切る。
いいカメラを買って、言い訳を作れない状態からの解放
最高のカメラとレンズを買って、カメラを言い訳にできないようにしたけど、プレッシャーに負けることが多くて、持ち出してもカバンから取り出さないことが多かった。
それがなんということだろう。Nikon Z fc は、すべてをマニュアルにしたくなって、よりフイルムちっくな絵作りになるし、なんのプレッシャーもなくシャッター切れて楽しい。