リニューアルを思い立ったのが、2020年4月13日。そこから開始して4月22日に完了し公開。その後微調整を加えつつ、今に至ります。
リニューアル後のたびのと
リニューアル前のたびのと (リンク切れ、検索不能など一部の機能は使えなくなっていますが、パッと見のデザイン確認比較用として)
なぜ、リニューアルしたか
「たびのと」というコンテンツを作ったのが、2015年春。
ユーザー登録できるようにして、ポイントシステムを作って、いろんなタイプのコンテンツを用意した。その中の一つに「言ノ葉」という名言集を登録・お気に入りできるコンテンツを作ったが、2018年冬、「言ノ葉」含めそれまでのコンテンツはクローズして、ブログという形式に方向転換した。
2018年、体調を崩して入院生活を余儀なくされたが、この「言ノ葉」だけは残したいと思った。このコンテンツで表示される言葉は弱っていた自分に響いていたからだ。退院後、これだけ切り出そうと思いながらも、結局やらずにいた。
新型コロナウイルスの脅威に直面して、ぼくにできること
Stay home, save lives
2020年4月末現在、収束の見せない全世界規模の脅威、新型コロナウイルス。そのせいで思うようにいかない日々になってしまった人たちがいる。
ぼく自身もその一人ではあるが、そんな中ぼくにできることは?と考えたときに「言ノ葉」を思い出した。
ネガティブになりがちな状況だけど、そんな気持ちをポジティブに変えてくれる言葉。そういった言葉を集めた名言集。
たびのとブログ
「言ノ葉」のデータは残していた。そしてそれらのデータは、たびのとブログと同じデータベースに残していた。また、シンプルシンプルデザインを先日リニューアルした際に、たびのとブログの記事から一部を移動した。
そんな状況だったので、たびのとブログを見直し、「言ノ葉」を復活させ、たびのとをリニューアルしようと決めた。
ターゲット
「言ノ葉」は「名言集」として公開。毎日占いをチェックする感覚でモチベーション上げや、弱ったメンタルケアとして活用できる。
それ以外はブログとなるが、映画・本・写真好きな人やぼくの活動に興味がある人、Webデザインに興味がる人と共有できれば嬉しい。
みどころとこだわり
「たびのと」としての印象を弱めて、「コンテンツありき」としています。そのため、コンテンツごとに異なるデザインを用意し、ハンバーガーメニューのみ共通として、コンテンツ間を行き来できるようにしています。
おすすめは「写真」。裏側の作りには結構こだわって一番時間をかけたかな。
名言集
リニューアルのきっかけとなったコンテンツ。
毎日更新の名言あり(リセットすることで変更可能)。
ランダムで表示することもできる。
デザインはこれまでの引用符の中に明朝体での表示から本をモチーフとしたシンプルなデザインに変更(スマホに最適化しているためスマホ以外だとデザイン的にはイマイチ)。
以前は、名言を投稿したり、気になった名言を保存できるようにしていたが、閲覧のみのミニマム実装とした。
映画レビュー
これまでの満足度絞り込みに加え、フリーワードによる掛け合わせ検索を追加。
リストは「サムネイル+タイトル+満足度」という構成の短冊タイプから、サブスクリション型動画配信サービスのリストのような、ビジュアルメインで画面一杯にタイトルを表示するように変更。
また、アプリライクなUIを取り入れ、リストとレビュー間は非同期通信で閲覧できるようにした。
写真
リストはリアルな写真展をイメージしながらシンプルなデザインに。
詳細ページでは、メインビジュアルを自動で切り替わるようにしつつ、画像をタップすると手動に切り替わるように調整。写真も画面一杯で見るか、写真の縦横比を保持した状態で見るか選択できるようにした。
想い(エッセイ)
リストは指定件数表示のページ送りあり、詳細ページではリストへ戻る導線と前後記事へのリンクを設置、というスタンダードな仕様。
活字だらけの内容だが、大胆かつシンプルに、ブログらしい手作りな雰囲気なデザインにしています。
詩(うた)
そんなに記事が増えないコンテンツのため、リストに全詳細情報を一緒に取得。
デザインは黒ベースでアプリライクな作りにしている。
本レビュー
映画レビューと同じフォーマット。昔はたくさんの小説を読んでいたが、最近はほとんど読んでいない。読むとしてもビジネス書か解説本ばかり…。
エラーページ
余談ではあるが、エラーページもこだわってみた。
Not Found と少年が嘆いている。
取り入れなかったこと
たびのとのオリジナルコンテンツは「言ノ葉」あらため「名言集」以外は保留。たびのとブログとしては、映像カテゴリは外した。
Filmpathyという新たな映像に特化したドメインを取得したので、そちらに集約する予定。
コメント機能を廃止しました。SNSで集約します。
総括
やってよかった。
もっと手を入れたい箇所はあるものの、まずは満足。
致命的な不具合以外はまた別の機会ということで。
スマホの場合は、「ホーム画面に追加」しての閲覧が絶対オススメです
高さに100vhを多用してしまったのが原因で、該当箇所にJavaScriptで初期とリサイズ時に高さ100%を設定するのもアリではありますが、やはりホーム画面から閲覧すると印象が全然違います。とくに「写真」では不要なUIが画面からなくなるので写真によりフォーカスできます。
ホーム画面に追加する方法 (横スクロールで確認できます)













